古法華 クラッククライミング

山行日
山域、ルート
古法華
活動内容
クラッククライミング
メンバー
渡邊、友人 アドバイザー濱野

初冬の八ヶ岳

クラックの練習がしたいなと思い近場で思い当たったのは古法華にある血と汗(11b/c)。そう、日本100岩場の最後の最後に写真だけ出ているあの綺麗なクラックです。本日、出発時の気温は3℃現地に着く頃には雪も舞う始末、んーもう今日は撤退かなと心が揺らぐ。が、現地で久々に合流した濱野さんの生き生きとした笑顔を見て、こちらも元気を頂く。

早速、アップで駐車場近くの10aのクラックへ。ここは日当たりが良く、風もなく以外に快適、岩も冷たくない。プロテクションはオールナチュプロ。クラックまともにやった事ないくせにこれでアップ。テイクオフ&一つ目のカムセット。カムのセットに時間が掛かりテンション。クラックで身体を安定させてカムを正確にセットするのは難しいし時間がかかる。これに命を預けるわけなので何とも言えないスリル。
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中間部はクラックのエッジを使ったレイバックや水平なフットホールドを使いクラックを抜ける。何となしのハンドサイズのジャミングを使ったのと足を楔の用に使ったのは1箇所。カムのセットに手間取り各駅停車でしたが、トップロープ回収時はノーテンでした。よしアップ終了。

そしていよいよメインの血と汗へ移動。求めていた素晴らしいクラック、一目見て感激。今回はトップロープで。濱野さんにセットの仕方を教えて頂く。上部に回り込んで終了点までのアクセスが怖すぎ。ご指導頂き助かりました。それでは、いざ。クラック以外のホールドはなく先程の様な登り方は使えない。いきなり正確なハンドジャムが要求される。まったくハンドジャム決まらずでテイクオフ出来ない。その内MP関節を屈曲させた間違ったジャミングでなんとか2手目を取るが、そこまで。
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その後も交代交替登るが中々進展がない。しかし友人、濱野さんにこれでもかと教えて頂いたのをきっかけにとうとうハンドジャムが決まりだす。なんとか5手程度は進め、全長の1/4位は進んだところで今日は終了。ハンドサイズ未満のフットジャムが次の課題です。

カムを使った人工登攀で終了点回収。これもカムのセット練習には、最適でした。この一課題の為に何度でも訪れたくなる岩場となりました。