西穂高岳 独標 山スキー
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- 山域、ルート
- 西穂高岳 独標
- 活動内容
- 山スキー、バックカントリー
- メンバー
- 三浦、友人
西穂高岳 独標 山スキーの山行記録
4/3は西穂独標から上高地へスキー滑降しました。
朝、新穂高温泉は曇りで山の上はガスがかかっていましたが、晴れを期待して始発のロープウェイで出発。到着した西穂高口は雲海の上でした。
西穂山荘まではシール、そこから先の稜線はアイゼンで登りました。稜線が細いリッジに変わり、最後の雪壁を登りきると独標です。独標上は穂高連峰と笠ヶ岳の最高の展望が望め、晴れてほぼ無風の状態でした。しばらく写真を撮ったりだべったりして景色を堪能。
できれば独標穂先からドロップと考えてスキーを背負ったまま独標まで登りましたが、独標の周囲はどこも険しく、ドロップ出来そうな場所が見当たりません。なので、背負ったスキーを雪面や岩に引っ掛けないようにして、独標の肩まで登ってきたルートを慎重にクライムダウン。そこから独標東の広い沢に滑り込みました。
独標東の沢上部は一部パウダーが残るものの、ほとんどクラストとデブリで修行でした。下部まで下ると面ツルの快適なザラメ。気持ちよく滑れました。岳沢との出会いまで降りて振り返ると穂高連峰の素晴らしい景色が広がっていました。
林道に合流してからはひたすらスケーティングで河童橋まで、河童橋から先もひたすらスケーティング、たまに除雪して雪がない場所はスキーを担いで釜トンネルまで下山。
緊張する独標雪壁の登攀とクライムダウン、修行の東面上部と快適なザラメの下部、長くて疲れる林道の下り、そして何より素晴らしいの展望のおかげで達成感の大きい山行になりました。
西穂高口9:05 - 10:30西穂山荘 - 12:15独標 - 13:10独標肩 - 13:50岳沢出合 - 14:35河童橋 - 16:00釜トンネル





