燕岳 常念岳 蝶ヶ岳 残雪期縦走
- 山行日
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- 山域、ルート
- 燕岳 常念岳 蝶ヶ岳
- 活動内容
- 残雪期縦走
- メンバー
- 崎間(L、記)、犬吉
燕岳 常念岳 蝶ヶ岳 残雪期縦走 山行記録
5月4日(水)[晴れ]
中房温泉 6:15→燕山荘 11:30、燕岳ピストン
しゃくなげ荘の登山者用駐車場(無料)に車を置き、5:15発の中房温泉行バスに乗る。料金は1200円。5:48に中房温泉着。登山口で身支度し、6:15登山開始。合戦尾根を登る。登山者多い。第二ベンチ辺りから雪が見え始める。雪の量は少なく、わかんやアイゼン不要。9:15富士見ベンチ。11:30燕山荘。山小屋でテントの受付を済ませ、小屋でカツカレーと生ビールを二人で一セット。うまい。雪の上にテント設営後、空身で燕岳をピストンし15:00テン場。青空に槍、立山、後立山の山並みが映えている。
5月5日(木)[快晴]
燕山荘 6:20→常念小屋 13:30
4:30起床、6:20発。雪が凍っている。アイゼンを付けてザクザクと歩く。蛙岩の西斜面を通過。少々怖かった。岩の穴を通過した方がきっと楽だっただろう。気持ち良く稜線を歩き、大天井岳10:30着。30程大休止。コーヒーを沸かして飲む。13:30常念小屋。グライダーが空を舞っていた。小屋の人が非常に感じ悪い。トイレも汚い。テントは5張。土の上にテントを設営。展望良し。日差し強く暑い。乾燥うどんを湯がいて食べる。乾燥うどんには塩分が多いらしく、しょっぱい。土の上なので寝るとき背中が冷たくなく、快適。
5月6日(金)[快晴のち曇り]
常念小屋 6:00→蝶ヶ岳ヒュッテ 13:00
4:00起床、6:00発。7:30常念岳山頂。展望良し。風なし。常念岳の下りでアイゼンを外す。9:30、2515ピーク。その後大きな登り返しを2回。11:50蝶槍着。蝶槍から蝶ヶ岳までの道は、槍・穂高の眺めが素晴らしい。13:00蝶ヶ岳ヒュッテ着。ヒュッテの雰囲気が凄くいい。人の雰囲気も良い。おでんとビールをヒュッテで食ししばしくつろぐ。テント設営後、蝶ヶ岳最高点へピストン。テン場から3分。穂高連峰に霞が少しかかり、壮大な雰囲気。カレーの夕食後、地図を確認。車を置いたしゃくなげ荘に戻るには、上高地を経由するより、三股に下山しタクシーで直接向かった方が楽なことに気づく。夜、風強の音で何度か目覚める。テントごと吹き飛ばされそうな強風。
5月7日(土)[曇りのち晴れ]
蝶ヶ岳ヒュッテ 6:20→三股 9:30
4:30起床、6:20発。予定を変更し三股へ下山することにする。ヒュッテの公衆電話からタクシーを予約。風は強いが谷に降りるとすぐに止む。シリセードをまじえて快調に下る。トレースがしっかりありアイゼン不要。9:30三股着。タクシーでしゃくなげ荘へ移動。料金は5200円。時間は30分程。しゃくなげ荘の温泉で旅塵を落とす。日焼けした顔と腕がヒリヒリする。
NOTES:
- 日差しが非常に強かった。日焼け止めを塗っていたものの、ぼくは口の周りがひどい日焼けで、水ぶくれができてしまった。次回は、ホワイトバームのような強力日焼け止めを試したい。
- わかんを持って行くかどうか迷った。入山数日前に雨が降ったこと、連休で入山者が多いだろうことから持って行かないこととした。持って行かず正解。
- 蝶ヶ岳ヒュッテの公衆電話はテレフォンカード専用。要持参