木曽駒ヶ岳 北面ルンゼ 山スキー
- 山行日
- 山域、ルート
- 木曽駒ヶ岳 北面ルンゼ
- 活動内容
- 山スキー、バックカントリー
- メンバー
- 三浦P
木曽駒ヶ岳
木曽駒ヶ岳(木曽駒) は中央アルプス (木曽山脈) の2,956mの山で、中央アルプスの最高峰である。古くから信仰登山の対象であったようで、駒ヶ岳の名前の由来は日本百名山によれば山肌に馬の形の残雪が現れるとの説が有力のようである。
駒ヶ岳ロープウェイを使えばアクセスがしやすいため、バックカントリー/山スキーも盛んである。縦走ルートと同じく千畳敷カールから乗越浄土に登り、尾根伝いに中岳を経由して木曽駒ヶ岳山頂まで往復するルートが最も多く滑降されている。
木曽駒ヶ岳北面と山スキー
木曽駒ヶ岳北面は、広くなだらかな尾根の一般登山道とは対照的に、積雪期でも岩稜の露出した峻厳ば山容を見せる。北面のスティープなルンゼということで、魅力的なルートが期待される。しかし、難易度が高くなく訪れるスキーヤーの多い木曽駒ヶ岳ともまた対照的に、人をほとんど寄せ付けない。千畳敷カールからのアクセスでは斜面の状態を目視できないことも滑降記録が少ない理由だろう。
木曽駒ヶ岳 北面ルンゼ 山スキーの山行記録
木曽駒ヶ岳の北面ルンゼをスキー滑降した。地形図を見て山頂滑降できると判断してのオンサイトトライだった。
駒ヶ岳ロープウェイで千畳敷まで上がり、中岳を経由し木曽駒ヶ岳に登頂。
5m程度クライムダウンして偵察したが、斜面は落ち込んでおり、ルートは目視できなかった。山頂に戻り、地形図にスキーヤー右よりのラインを見出し山頂から北面ルンゼにドロップした。
ドロップ地点の雪は柔らかかったが、10m程度下ると上部は横滑りもできないほどのカリカリで途中軽く滑落。
それでも何とか下り、ルンゼを抜けると広いカールだった。
カールの雪は完璧なパウダー、快適に飛ばした。
滑降後はカールの西側の尾根に登り返し、木曽駒と中岳山頂を経由し千畳敷に帰着。
ホテル千畳敷に1泊し、14日は千畳敷カールの滑降を楽しんで下山した。
2013年4月13日
千畳敷駅 8:55 - 10:55 中岳山頂 - 11:30 木曽駒ヶ岳山頂 11:50 - 北面ルンゼスキー滑降 - 12:20 北面カール下部 - 14:00 カール西側尾根 - 15:00 木曽駒ヶ岳山頂 - 16:15 千畳敷駅