比良 堂満岳 堂満ルンゼ 中央稜 アルパインクライミング
- 山行日
- 山域、ルート
- 比良 堂満岳 堂満ルンゼ 中央稜
- 活動内容
- アルパインクライミング
- メンバー
- M田 T(記)
比良 堂満岳 堂満ルンゼ 中央稜 アルパインクライミング 山行記録
またもや堂満ルンゼだ。近くて雪が多くて良い練習になる。今回のパートナーは若手のM田君。
やる気があるので頼もしい。前夜に南比良に着くとあいにくの雨が降っている。テントのフライを忘れてきたし、濡れるのも嫌なので橋の下の空き地を見つけてそこでにわかホームレスの仲間入りをする。大阪市内だったら本物のホームレスになりそうで怖い。1時就寝。
翌6時起床、7時発。天気は晴れ、気温は高い。1時間ほどで青ガレに到着、1ルンゼを左へ入る。
30分程で取り付きに到着。先行Pを待って登攀開始。1P目Tリード。出だしが少し厭らしい。
年々岩も脆くなっているようだ。2P目。M田リード。雪をかぶった大岩が厭らしい。今回は左に回り込まず、先行Pと同じく正面から突破を試みる。ピンは無く、キャメロットとロックスで取り、途中泣きが入るもオーバー手袋を外して何とか上部のピンに辿り着き、のっこす。セカンドで登ってみるとやはり難しく、新調したモンベルのフリース手袋2900円が岩になじまず滑るので、常用のウールに履き替えて何とかのっこす。前回のテムレスといい、今回のフリースと言い、新しいものを試しては使えずに元に戻る。結局ウールの手袋が一番だ。シュラフの羽毛も然り。3Pは簡単。4Pは上部チムニーでM田リード。岩の乗り越しと上部チムニーが年々脆くて神経を使う。そこを抜けるとあとは簡単な雪稜で、ロープを解く。堂満岳へ行ってもよかったが長くて単調なので、今回は1ルンゼを下降してみることにする。出だしは急斜面の下降にややビビるが上手く下降するとあっというまに中央稜取り付きに戻る。あまりに早いので次回はもう一度ピッチを交替して中央稜を2度登ることにしよう。
ただしルンゼは雪崩の危険性大なのでいつでも降りられるというものではない。14時駐車場着。
比良トピアで汗を流してから帰神する。M田君、ナチュプロの練習をもう少ししましょう!立木があるのに加重と逆方向のカム1本でのビレイポイントは危な過ぎる!