氷ノ山 東尾根 厳冬期登山 山スキー
- 山行日
- 山域、ルート
- 氷ノ山 東尾根
- 活動内容
- 厳冬期登山、山スキー
- メンバー
- O夫妻、U、I(記)
氷ノ山 東尾根 登山 山スキー 山行記録
久しく会の山行と冬山にご無沙汰していた今日この頃・・・。
ふと思い立ち、Oさんに急遽お願いして、氷ノ山東尾根計画に参戦させて貰う。
しかし、天気予報は曇り!?さて雨男、どうなることやら!?
2月25日(日) 曇り時々晴れ
思いのほかスキー場まで時間がかかり、早速、大きく出遅れる。
O夫妻、Uさん、寒い中待たせて申し訳ありませんでした!!
残念ながら、頭上は重苦しい鉛色の曇り空だ。
リフトを二つ乗り継ぎ、ワカンを装着して準備する。
Oさんから、先行するよう言われるが、初見の氷ノ山、勝手がわからず、現在地さえ不明状態?
慌てて地図を広げるも、呆れたOさん、スキーで先行し見えなくなってしまう。
後を追って南東から東方向の林道を少し歩くと、東尾根登山口の標石がある。
ここからは東尾根に乗るまで、樹林帯の急坂をジグザグに登る。
しっかりとした有難いトレースがあって踏み固められており、ワカンも要らない位だ。
尾根上の避難小屋付近で一息入れてワカンを脱ぎ、以後、つぼ足で登る。
先行するOさんは、見えなくなる度に要所でちゃんと待っていてくれる。
尾根上は、ガスっていて景色は望めず、トレースを辿りながらトボトボと登る。
Oさんと「雲海が見えたらいいね。」なんて話していると、標高1,200メートル付近で本当に雲が切れ始め、太陽が顔を出す。
頭上の枝から溶け落ちた雪が、ダイアモンドダストの様に煌めき、テンションも急上昇だ。
慌てて、日焼け止めクリームを顔に塗りたくる。
森林限界を抜けると、下界には素晴らしい雲海が広がる。自分一人なら、こうはいかなかっただろうな(笑)
巻雲が浮かぶ青空を目指しながら、続く緩やかな雪稜をトレースに導かれ踏ん張って登ると頂上に到着。
頂上は、大勢の登山客で賑わっていた。
初めて?の氷ノ山山頂で記念撮影し、喜びを分かち合う。
避難小屋内が満杯なので、南東側で風を避けながら昼食を摂る。
素晴らしい景色を眺めつつ、Oさんが担ぎ上げてくれた「おでん」を食べて温まる。
春の様な暖かい日差しも加勢し、贅沢な時間を過ごす。
景色を堪能し、昼寝したいところをグッと堪えて下降に移る。
Oさんは、スキーで颯爽と滑り、O夫人は、スノーシューでスタスタと快適に下って行く。
自分とUさんは、つぼ足で後を追う。
景色に見とれながらトレースを漫然と下っていると、早速、尾根を踏み外す。
Oさんの呼びかけで、軌道修正したが、この後もう一度尾根を間違えそうになる。
地図上の1,394ピーク付近と、標高1,250メートル付近は、右手の尾根に入り込みやすいので注意が必要。
東尾根上の避難小屋に着く頃には再び辺りはガスに包まれ始める。タイミングが良かった。
一息入れて、樹林帯の急坂を下り、スキー場へ無事帰還。
帰りは、スキー渋滞を避けようと温泉を我慢したのだが、しっかりと渋滞に捕まる。
時折忍び寄る睡魔を堪えながら、温泉に入らなかったことを後悔するのであった・・・。
O夫妻、Uさん、楽しい山行ありがとうございました!!
コースタイム:東尾根登山口0920~0955東尾根避難小屋~1050標高1,150メートル付近~1200氷ノ山頂上1250~1335標高1,150メートル付近~1400東尾根避難小屋~1425東尾根登山口
平面距離:7km、累積標高(登り)921m、(下り)869m