若狭 耳川 うつろ谷 沢登り
- 山行日
- 山域、ルート
- 若狭 耳川 うつろ谷
- 活動内容
- 沢登り
- メンバー
- 友人、I(記)
若狭 耳川 うつろ谷 沢登り 山行記録
今年の沢始めとして手頃そうな、うつろ谷を選ぶ。
天気は勿論?微妙・・・。とりあえず行ってみることにする。
6月16日(土) 曇り後晴れ
林道終盤が凸凹の悪路に変わり、普通車は行けないことはないが、しんどい。
赤坂山登山口に車を停める。5台ほど駐車可能だ。
簡易トイレと赤坂山登山口と書かれた立派な看板が設置されていた。
準備して橋の手前右からうつろ谷に入る。アプローチが楽なのは嬉しい。
草の生い茂る右岸を進み、堰堤を3つ越えて入渓する。
カーブを左に曲がるとF1、10m滝、ロープを出す。
右岸を目指して釜に入るが、思った以上に深く、冷たく、水流が強くでプチパニックに。
滝の左の岩場にしがみつき、急いで釜から上がり、中段の石にロープをかけてビレイ。
F2、9m滝は、蔓のブランコが有名?
ロープを出して滝の右から取り付くが、中段の乗越しのふんぎりがつかない。
結局、右の残置に逃げてしまい、木の根を掴みながらのエテ登りに・・・。
声が届かないので、笛でやり取りする。
F3、3段12m
F4、15m滝、ぬめって滑りそうだったので、ロープを出す。
中盤で岩の割れ目にカムを噛ます。ここも笛でやり取り。
3m滝?
F5、トイ状多段斜滝10m
F6、2段10m滝は、真ん中から2段目はシャワーを浴びて越える。
F7、2条5m滝は、左から越える。(第2の連瀑帯)
F8、2段8m(上段5m下段2m)滝は、友人にそそのかされて?トライするも、シャワーが冷たすぎて精神的に敗退。左岸を小さく巻く。
以後、途中まで震えに悩まされる(涙)
F9、7m滝は、右から越える。
3条4m滝
F13、斜滝4×7mは右から越える。
廊下の出口にある4m滝は、右から滝を跨いで左に抜ける。
ここで右から3mと7mの滝が出合うが、左のF14、5m滝を登る。
F15、8m滝(逆くの字)は右手の中段に残置が見えたので、ロープを出す。
易しそうに見えたが、取り付いてピンの意味が分かる(笑)
ここも笛でやり取り。友人は、すんなり登ってきた。
3mナメ滝から、F16、ナメ滝L20mが続く。
1m滝?
そして明瞭な二俣(標高660m付近)、トポ通り左に進む。
暫くは穏やかなナメ滝が連続する。
終盤も小さい滝がポツポツと現れ、飽きさせない。
やがて沢の水も涸れ、明王ノ禿付近稜線の登山道へ飛び出すかと思い込んでいたが・・・小さな沼地に突き当たる。
おかしいと思い地図を確認すると、どうやら814mピークの辺りだとわかった。
低い灌木帯の藪を右往左往して、稜線東側斜面の登山道に出て一安心。
登山道は、稜線東側の斜面を少し下り、明王ノ禿へ登り返す。
明王ノ禿からの琵琶湖の眺めは最高だったが、日本海からの強く冷たい北西風が吹きぬけて寒い。
靴を履き替え、赤坂山へ。
有名な高島トレイルだけあって、沢山のハイカーが行き来していた。
山頂東側で風を避けながら、ランチタイム。
琵琶湖から伊吹山に至る景色が素晴らしい。
マキノの有名なメタセコイア並木も眼下に見える。
1時間程景色を堪能し、下山は、栗柄越分岐から明瞭な登山道を登山口まで下る。
うつろ谷、コンパクトながらも、沢山の滝が詰まった登り応えのある楽しい沢でした。
明王ノ禿と赤坂山のコルに出るには、二俣(標高660m付近)を右手に進むとよさそうです。(終盤がラクかも?)
アプローチ良し、抜けてからの展望良し、ヤマビルもいなかったし?
これでもう少し近ければ、言うことなしなのだが・・・。
コースタイム
登山口0715~0735F1~0835F4~0910F8~1005F15~1025二俣~1135標高814付近登山道~1150明王の禿~1240赤坂山1335~1345栗柄越~1430登山口
平面距離:6.54km、累積標高(登り)800m