雪彦山 地蔵岳 右カンテルート マルチピッチクライミング
- 山行日
- 山域、ルート
- 雪彦山 地蔵岳 右カンテルート
- 活動内容
- マルチピッチクライミング
- メンバー
- 金谷、芦田、前田(記)
雪彦山 地蔵岳 右カンテルート マルチピッチクライミング 山行記録
空は晴れているが、しばしば雨とも呼べないぐらいの水滴がぱらつく。
そんなお天気だが、幸いにも岩は乾いている。
9:30頃スタート、1ピッチ目は私がリード、朝一なので体の動きを確かめながら登る。
手足の置場は問題ない、岩は多少ぐらつくようなところがあるものの脆すぎるということもない。
4つ目?ぐらいの支点から右にトラバースするところを見失い、
直上する「上昇気流」に入ってしまうがクライムダウンで復帰。
1ピッチ目が終わった時、風は冷たいが岩には良く日が当たっており、
ジャケットを取り付きに置いたままにしておいたが、その後、
日は全く当たらない上、登れば登るほどみるみる風は冷たくなってきた。大変寒く後悔。
2ピッチ目は芦田がリード。強風の中慎重にルートファインデイングして登って行った。3ピッチ目は金谷が寒さからチームを早く解放するため、容易なカンテをランナウトして頂上まで飛ばした。寒いということばかり頭にあったため印象が薄い。支点は悪い。
頂上に11:50ごろ抜けた後は懸垂で下降。ブッシュや低木が多くロープがよく引っかかる。
懸垂2回で取付きまで戻る。
今回は登攀や懸垂下降などで思いのほか時間がかかってしまった。
もっと大きな岩に挑む際はスピードが勝負の鍵となる。
マルチピッチの経験を積み、要領よく登ることがこれからの課題となりそうだ。