円山川水系 阿瀬川 阿瀬渓谷 沢登り
- 山行日
- 山域、ルート
- 兵庫県 豊岡市 円山川水系 阿瀬川 阿瀬渓谷
- 活動内容
- 沢登り
- メンバー
- 岡田(L)、岩瀬た(記録)、S.N(会外)、T.N(会外)
円山川水系 阿瀬川 阿瀬渓谷 沢登りの山行記録
こんにちは、岩瀬たです。
阿瀬渓谷というところに行ってきました。
調べによると景勝地らしく、阿瀬四十八滝と呼ばれるほどに多くの滝があるそう。
思案橋から不動滝までの間を遡行しました。
以下、遡行報告です。
行程概要
8:00 阿瀬第一駐車場 着
8:30 出発
8:50 思案橋あたりから入渓
10:15 竜王滝
10:40 不動滝
11:50 阿瀬第一駐車場 着・下山完了
行程詳細
景勝地なので、沢沿いに遊歩道が走っている。
駐車場からしばらくその遊歩道を進み、沢が二俣になるところから入渓。
夏の日差しに熱せられた身体に水が気持ち良い。
少し進むと、恐れ滝という滝がかかっていて、右岸を巻く。
しかし、4人ともが気付き始めていた。
水、濁っているなぁ。と。
それでもまだしばし沢沿いに進むと、強烈な香りをかもす溜池のような釜に出た。
滝でもなんでも無いが、水線の突破は精神的にやや難しそうだ。
巻こう。
巻くとすぐに遊歩道に出るので、遊歩道沿いに歩く。
滝ごとに丁寧に看板が出ている。
気づけば、遡行開始からわずか1時間ほどで、今回の遡行予定の残り3分の1くらいまで来てしまった。
月照滝を見ながらしばし休憩し、また遊歩道を歩く。
竜王滝。
なかなか迫力のあるカッコいい滝だ。
下部は薄くかぶった滑らかなクラックが走っている。難しそうだけれど、絶対登攀は無理とは思わせないような滝でした。クラッククライミングが得意な人なら突破できるのではないでしょうか。
岡田さんが様子を見に行く。
取り付くのがなかなか難しそうで、つるりと滑って釜にドボン!
モワ~ッと渦巻く茶色い何か。
なんというか、岡田さんの果敢なトライを見ることで満足してしまって、竜王滝をあとにする。
例のごとく、落ち葉で濃く淹れたお茶でできているような釜の先に滝がある。どこからともなく漂う芳醇な何かの香り。
またも果敢に岡田さんが滝に向かって行く。
へつりがなかなか悪そう。カンテを使ったワンムーブで無事に滝の取り付きへ。
僕も取り付きに向かってみる。
足がツルッと行かないかドキドキしながら、ドボンしたく無いな。。。と慎重に体重移動して、どうにか滝の取付きに到着。
取付きから見上げて、登攀ラインを話したりする。充分登ることができそうだ。今回は登らないけど。。。
さてまたあの悪いヘツリをしないといけない。
来る時よりも戻りのほうが難しそうだ。
無事にこなす岡田さんを見送って、僕も渾身のカチ持ちをしてどうにか無事に戻ることができました。
なんだか妙な緊張感のある楽しいヘツリでした。
まだ昼にもなっていなくてかなり時間はありましたが、遊歩道を歩いて駐車地まで戻りました。
下山完了。
以上、遡行報告でした。
阿瀬渓谷、美しい景観の多い沢でしたが、遡行となると、、、
今回はたまたま水が少ないタイミングだったのかもしれません。
台風の過ぎた後や、大雨の降った後だったりしたらもっと綺麗な水なのかも。
秋頃にハイキングで来たら良いリラックスタイムを過ごせそうな谷でした!
何はともあれ、ワイワイしながらの楽しい遡行でした。ありがとうございました!