奈良県 上北山村 北山川水系 備後川 ナル谷 沢登り
- 山行日
- 山域、ルート
- 奈良県 上北山村 北山川水系 備後川 ナル谷
- 活動内容
- 沢登り
- メンバー
- OKD(L)、岩瀬た(記録)
奈良県 上北山村 北山川水系 備後川 ナル谷 沢登りの山行記録
こんにちは、岩瀬た、です。
OKDさんと沢登りに行ってきました。
梅雨も明けて良い天気で遡行できて充実しました。
以下、山行記録です。
装備
50mロープ
30mロープ(予備、不使用)
ハーケン
カムC4#0.75、#1
スリング若干多め
ネオプレンジャケット
その他沢装備
行程概要
晴れ
8:00 駐車地到着
8:20 入渓
8:25 ナル谷大滝 登攀開始
9:40 ナル谷大滝落ち口
11:00 ゴルジュ入口
11:50 ゴルジュ抜け口
12:30 610m二俣
13:00 林道
14:40 駐車地
行程詳細
とある日、OKDさんと予定の合う日があったのでどこか行こうとなる。
「ナル谷どう??」
とのことで、ガイドブックなどでサクッと調べてみると、出だしが60mの大滝。
僕は大滝を基本的に渋っている(単純に登攀要素が強すぎて怖いから)ので、う~む、、、と思いながら、一度躊躇する。
大滝を怖いと思うようになったのは、昨年行った下多古川の琵琶ノ滝に取り付いて、結局登り切ることができず、たまたま打ってあったリングボルトに助けられた経験以降ずっとなのだが、いつかは大滝に対する恐怖心を乗り越えてしっかり登れるようになりたいと思っていた。
大きめの滝を見るたびに巻道を探す。高巻きだって厭わない。
「大滝かぁ~」
と思いながらもう少し調べてみると、1P目は岩壁登攀で、2P目は樹林帯の登攀をできるよう。
樹林帯の登攀に関してはルートファインディング含めて少しだけだが自信もあるので、1P目はOKDさんに登ってもらうつもりで、計画書は僕が書くけどリーダーはOKDさんに担当してもらい、行くことにする。
8:00 入渓
ガイドブックの遡行図では“増水してると渡渉困難”という備後川も、ここ最近の晴れ続きで水量
少なくなんの問題も無く渡る。
大滝を見つめて「でっかいな~」と思ってるうちにOKDさんはロープを出して用意万端。
手頃な割れ目にセルフのペッカーを打ち込んでビレイ。
当初思っていたよりも階段状で、プロテクションも取れるよう。OKDさんが無難に樹林帯の立木まで30mほど登る。フォローで続く。
気構えてたほどの恐怖心は無かった。
リード交代して、樹林帯の中を立木を頼りにグワッシグワッシと登る。
滝身から離れすぎないように気をつけつつ結構離れてしまったりしつつしながらジグザグに登って30mほどで松の木でピッチを切る。
そこからは落ち口まで迷うことはなかったので、ロープをしまって各々登る。
落ち口にたどり着いて、「意外と怖くなかったな!(1P目はフォローだったしまぁ当たり前といえば当たり前なんですけど、、、)」とホッと胸を撫で下ろして、次の30m滝の釜で泳いでクールダウン。
一応、登れる可能性を探るべく滝に近寄ってみたけど、ちょっと無理そうだった。
これは左岸を巻く。
いくつか小滝を登って平流を歩き、少し退屈してきた頃にゴルジュの入り口に到着。
小休止を挟んで、いざ。
少し冷たくなってきた水を掻き分けながら5m・6m・7mとやっつけていく。
ゴルジュを抜けてもう少し進んだら、登攀困難な4mほどの滝に出くわす。
遡行図を確認すると、直登できるっぽかったけど、どうやら今は無理になってしまったみたい。
左岸を高巻きする。
610mの二俣で右に入ってしばし登ると林道にでた。
そこからは2時間弱林道を歩いて駐車地へ。
下山完了。
大滝、また挑戦していこうと思うことができた良い遡行でした!!次は岩壁のリードしなくちゃだな~!
短い沢でしたが、大滝ありゴルジュありで、なかなか楽しい沢だったので良かったです。
OKDさんありがとうございました!