川浦谷 海ノ溝谷 (川浦渓谷 海ノ溝洞) 沢登り
- 山行日
- 山域、ルート
- 川浦谷 海ノ溝谷 (川浦渓谷 海ノ溝洞)
- 活動内容
- 沢登り
- メンバー
- OKD(L)、ノダッチ(友人)、谷口(記)
川浦谷 海ノ溝谷 (川浦渓谷 海ノ溝洞) 沢登りの山行記録
6:25 駐車場発・谷下降路散策
6:40 川浦谷入渓
7:05 海ノ溝谷出合
7:15 一つ目の核心
8:00 2つ目の核心4m滝手前→小休止
8:15 とりつき→9:05突破
9:25 最大の核心CS→11:30突破
13:15 遡行打切り
14:10 駐車場
装備-登攀用具、50mロープ、フローティングロープ20m、マスターカム一式、カム#~2、スカイフック
今回はOKDさんがピリッとした山行をしたいと言う事で海ノ溝谷の計画が浮上。泳ぎが苦手な自分は普段なら泳ぎの沢は足を引っ張るので参戦しない。しかし喉から手が出る川浦谷!?人生に一度は行ってみたかった川浦谷!!葛藤の末、足を引っ張る前提で合流させて頂く事に!!
自身初の4級沢…
ここ数日間天候に恵まれ水量は少な目。
それでも緊張の絶えない技術を要求される超絶ゴルジュ!!
憧れ○西良治さんの世界の入口を覗けた気がする…
ワクワクしながら駐車場に着き恒例の前夜祭。
予想以上に暑くシェラフに入れない為、蚊の襲撃に耐えながらの就寝。
計画としては川浦谷の核心部手前から入渓し、川浦谷も一緒に楽しむ。
橋の上から川浦谷の核心部を拝めるので偵察。
内心はビビリまくる…
偵察も済んだところで下降路を探しいざ入渓!?
先行く御二方はなんとも楽しそうな雄叫びを放ちながらが泳いで行く…
この時、緊張度MAX…
自分にやればできると言い聞かせながら入渓。
先がどうなっているかわからない緊張感と水の気持ち良さと圧倒的な景色にHiテンション!!
しばし進んで行くと海ノ溝谷出合
第一核心、水量少ない為難無く突破
第二核心4m滝。ここまでかなりいいペースで進んだのでしばし休憩。
とりつき開始。(余談ですが、流心の左上の岩壁が人面岩!!カメラが顔認証しました!?笑)
OKDさんリード慎重に進むが、あれよあれよと言う間に難無く突破。
セカンド谷口、フォローやしとフリーで試みるが滝の水圧に押し込まれ後数㎝がでない、モジモシしている内にヨレた。フリーは断念しエイドで。
ラストのノダッチは秒で登ってきました…流石です。
最難関CS現わる…
ノダッチ、OKDさんと果敢にクロールで攻め行くがCS手前にて押し流される。
そこで谷口!?クロールが苦手な為見送る…
再度ノダッチリード。カッパグローブを取り出し本気モード!今度はカムを決めながら慎重に進む。CSに到達するも一度は水流に弾かれるが大勢を立て直しハンマー投げで活路を見出す。
CSのチムニー登りもジワジワと高度上げ突破。
ビレイもホッと一息…
セカンド谷口。むむ。
流れキツいしホールドも悪い…
なんだコレは!?コレはフリーで行けるわけもなくはなからエイドで行くが…それでもキツい。
なんとかよじ上がり疲れ果てる。
やはりノダッチの突破力は尋常やない。
OKDさんも続いてよじ上がって「よーこんなん行ったな!?」と笑いながら一言。
ノダッチ曰く水量多い時はいい高さにカムが効くクラックがある、水量少ない方が突破しにくい。とか。
自分にはどの道突破できないな…
CSを越えてすぐのスラブの壁、かなり悪い…
ここが一番怖かった。
CSを越え進むと程なくステージクリアを祝ってくれるかの如く景色がひらけ光が差し込む。
互いにゴルジュ突破を称える。
しばらく進むと林道に上がりやすい踏み跡発見。
あとは快適な林道と道路を歩いて駐車場に戻る。
今回は総合力が物を言うかなり勉強になる山行だった。ただ、終始豪華なゴルジュの景色が必死過ぎて全く入ってこなかった…
今度は更にトレーニングを積み余裕を持って景色を楽しみに来たい。
OKDさん、ノダッチありがとうございました。