御在所岳 中尾根 アルパインクライミング

山行日
-
山域、ルート
御在所岳 中尾根
活動内容
アルパインクライミング
メンバー
岩瀬た、林

御在所岳 中尾根 アルパインクライミングの山行記録

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こんにちは、岩瀬た、です。

御在所岳の中尾根に行ってきました。
天気良く快適に登ることができ、御在所岳通いたいなぁとついつい思ってしまいました。

以下、山行記録です。


装備

  • 50mダブルロープ(中尾根用)
  • 40mシングルロープ(ウサギの耳用)
  • カムC4#0.3ー#4 x2セット
  • クイックドロー6本
  • ヌンチャク60cmx4、120cmx4
  • アブミx1

行程概要

9/21

10:00 神戸出発
16:00 駐車地到着・入山
16:30 テント場
16:45 ウサギの耳
18:15 ウサギの耳終了
19:00 宴会
23:00 就寝

9/22

5:00 起床
6:10 出発
7:00 中尾根取付 登攀開始
11:00 P1トップアウト、下降点探し、下降開始
12:15 下降終了
13:00 テント場、休憩、片付け
14:30 ウサギの耳
16:30 ウサギの耳終了、撤収
17:30 駐車地

行程詳細

9/21

夜勤明けの林さんと合流して御在所岳へ。
連休の渋滞で予定よりも遅れつつ、菰野の一号館というスーパーで今宵の宴会の買い出しをして、6時間ほどかけてようやく蒼滝の駐車場に到着。
土日祝日に仕事が休みなことがなかなか無いので、渋滞恐ろしや、、、駐車場は空いてるかな?と思っていましたが、どうにか車1台分空いていたのでラッキーでした。
サッと準備して入山。

テント場に荷物を置いてとりあえずテント設営。
「今日はもうぼちぼち日没だし早速キャンプかな」と思っていたら、林さん「いや行きましょうよ。一本でも登れたらええやないすか。」ということで、ウサギの耳に行く。
2組取り付いていましたが、ちょうど回収便を出してるようなタイミングだったので、しめしめと思いながら入れ替わりで取り付く。
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僕は”カットインコーナー5.9”を登って、林さんが”ウェイクアップ5.10-“を登っている途中であえなく日没。
ビレイしていても暗くて見えないので、「プロテクションとれてるのかな~。落ちたら洒落にならんなぁ。っていうか止まってたら林さんなのか岩なのかよくわからなくなるなぁ。」と思ってるうちに無事に登って、撤収。
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テント場に戻り、神奈川から来たと言うHさんとMさんと食卓を囲んでよもやま話に花を咲かす。
ずいぶん面白い話をいろいろ聞かせてもらった。いろんな岩場に行ってるそうで、僕もいろんなところに行ってみたい。話せば話すほど楽しかった。今日は前尾根のバリエーションをやって、明日はカリフォルニアドリーミングに挑戦するそう。僕もいずれカリフォルニアドリーミングやりたい。
宴も酣というところで就寝。

9/22

5時に起きてマルタイ棒ラーメン食べて出発。
一の壁からのアプローチで、P4の1P目終了点から懸垂下降。
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登り始める寸前に、藤内沢からアプローチしてきたパーティがやってくる。挨拶しつつ、オタオタしてられないなと思いながら登攀開始。

・1P目、P4、V(?)、15m、岩瀬た
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チムニーをずりずり登って、さっき懸垂した終了点でピッチを切る。
2人で1つのザックに荷物をまとめたので、快適にリードすることができた。

・2P目、P4、V(?)、10m、林
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凹角というかチムニーというか、ワイドサイズのクラックを登って、次の終了店でピッチを切る。
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林さんは今回はクアッドアンカーを試してみていた。
僕もフォローして、クライムダウンでP3の取付へ。

・3P目、P3(ツルム)、V-、25m、岩瀬た
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ジャミングも良くキマるし、ステミングも安定するクラックを快適に登る。
登り切ったところの終了点の先に、もうひとつ終了点が見えたのでそこまで行ってピッチを切る。
フォローを迎えて懸垂下降。
P2の取付へ。

・4P目、P2(オニギリ)、IV、25m、林
今までとは打って変わってフェイスのクライミング 。
出だしでアブミを出すも、僕も林さんも初めてちゃんとアブミを使うので、若干苦労する。
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2ピン目がボルトを残してハンガーは無くなっていた。
錆びたリングボルトが少し登ったところに打ってあったけれど、今にも折れそうな具合だったので、林さんは緊張したと思う。
とはいえ、安定して登って行った。
無事にアブミ回収できるかな~と思いながらフォローして、ちゃんと回収できてブラブラさせながら登って終了点へ。

・5P目、P2(オニギリ)、V、25m、岩瀬た
フェイスの横に入ったクラックをトラバースしたりしながらP2の頂点へ。
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良い景色。下を見ると、3パーティくらい登って来ていて、休日って混むんだなぁと思う。
終了点からちょびっと進んだ懸垂支点からP1の基部へ懸垂下降。

・6P目、P1、V+、30m、林
P1の基部で少し休憩してから取り付く。
チムニー。ぼちぼちプロテクション取りながら、無事にトップアウト。
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フォローであがる時、ザックはぶら下げて登った。

林さんと合流して、お疲れ様と言いつつ記念撮影。
少し進んで懸垂支点を探す。
最初はピナクルを懸垂支点にしようとセットしてみたけど、降りる直前でやっぱりちょっと不安だなと思って、改めて懸垂適地を探すと、P1の頂上直下に松の木が生えていて、残置カラビナもあったので、そこから降りる。

20m程でP2の終了点に到着。そこから1ルンぜ右又側に50m2回分の懸垂下降をしてアプローチの踏み跡に降りてこられた。

無事に終わったことを喜びつつテント場に戻って、しばし休憩の後、もう一度ウサギの耳へ。
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“Big Wednesday5.11c”のムーブを探っているうちにボチボチ良い時間になってきたのと正直少し疲れていたので、早めに切り上げてテント場に戻って、荷物をまとめて駐車場へ降りました。

下山完了。


以上、山行記録でした。

天気や気温の具合もちょうど良く、数パーティ入ってる中で1番最初に取り付けたので順番待ちも無く、実に快適なクライミングができて良かったです!

御在所はオールシーズンいろいろできるし、次は何しに行こうかなあ!!

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林さんありがとうございました!!