雪彦山 友人登路 マルチピッチクライミング
- 山行日
- 山域、ルート
- 雪彦山 友人登路
- 活動内容
- マルチピッチクライミング
- メンバー
- 長野、SMB
雪彦山 友人登路 マルチピッチクライミングの山行記録
SMBです。
最近、クライミングを始めて良かったな~と感じたので、先日長野さんと登った、雪彦山のマルチピッチフリールート『友人登路4P、5.10b』の記録を織り交ぜて、少し語らせていただきます。
午前6時30分、長野さんと合流し、私の運転で雪彦山へ向けて出発。
今夏は長野さんとアルプスのバリエーションを計画中。
その行程について相談し、妄想を膨らませながら車を走らせていると、あっという間に雪彦山駐車地に到着。
午前9時00分、準備をして友人登路の取り付きへ。
・1P(III)2P(IV+)4P(IV?)は長野さん
・3P(5.10b)はSMB
がそれぞれリードしました。
絶対に落ちてはいけないという緊張感をもって、オールフリーで抜けようとしましたが、3P目の終盤、気持ちが切れてヌンチャクを掴んでレスト、5.10bオンサイトならず…悔しい
後に40mスケールだと分かり、ロングルートの練習不足を痛感しました。
長野さんは大量のガチャ類をこれ以上無いくらい全身に装着して、ランナウトした気持ちの悪いピッチを、とても慎重に登っていました。
最終ピッチ、自分がフォローで登る際、その大量のガチャを身に付けて登りましたが、人ひとり担ぎながら登っているんじゃないかと思う程身体が重く、またキャメロットの4番とナッツキーが死ぬ程邪魔で、この状態でよくリードで登れるなと感心しきりでした。
あわよくば弓状クラックも登れたらと考えていましたが、既にお昼の時間。
事前に13時までと決めていたので、友人登路4Pで終了。
三峰の頭で、登頂の余韻に浸りながら軽く食事をとりました。
一年と少し前、雪彦山で登山中に地蔵岳や不行岳を遠くから眺めていた自分が、まさかクライミングを始めて、ここを登っているとは露とも思わなかったな、と感慨深かったです。
その後、三峰の稜線から懸垂下降し、地蔵の東稜取り付きを経由し、午後2時30分ころ駐車地へ。
帰路「登山の後は温泉でしょ?JK」と互いの認識が一致したところで『秘湯 雪彦温泉』へ。
平日で人も少なく、ゆったりとした時間を過ごし、クライミングで張り詰めていた身も心もほぐされていきました🤤
閉館まで粘れそうでしたが、お腹が空いたので一路姫路へ。
姫路の『麺屋甚八』というラーメン屋を訪れ、空腹と謎のハイテンションも手伝って、2人とも魚介鶏白湯ラーメン大盛に焼肉チャーシュー丼大盛をセットでそれぞれ注文。
上品な鰹節の香りと鶏白湯の濃厚でクリーミーなスープが麺に絡まり、とても美味しくいただきました。
長野さんと初めてザイルパートナーを組み、自分自身の課題や指標?の様なものがうっすらと見えてきました。
また今後、夏のアルプスに向けてトレーニングや準備を着々と進めていきたいと思います。
同好の仲間と、朝イチから緊張感のあるクライミングをして、温泉でリラックスし、本能の赴くまま好きな物を食べ、山とか諸々について語る、とても充実した良い休日になりました( ˘ω˘ )
急な誘いにも関わらず応えてくれた長野さんに感謝🙏✨またよろしくお願いします!!