蛇谷 沢登り
- 山行日
- 山域、ルート
- 蛇谷
- 活動内容
- 沢登り
- メンバー
- 谷口(L)、OKD(SL)、SMB(記録)、長野、野間、谷川、吉田、小林
- コースタイム
- 7:00駐車場~7:30入渓~8:35蛇谷出合~12:50脱渓~13:10竜ヶ岳~15:20駐車場
蛇谷 沢登りの山行記録
こんにちは!
最近順調に身体が引き締まり、懸垂も11回出来るようになったSMBです!
今回は、当山岳会のメンバー8人で、三重県鈴鹿の『蛇谷』を遡行してきました。
詰めは白い羊(シロヤシオ)で名の知れた、鈴鹿セブンマウンテンの一つ『竜ヶ岳』
蛇は千年で竜になるというし、何か意味のあるネーミングなのかなぁと妄想を膨らませながら当日を迎えました。
以下、山行記録です。
◎入渓日 令和4年6月19日 晴れ
◎メンバー 谷口(L)、OKD(SL)、SMB(記録)、長野、野間、谷川、吉田、小林
◎コースタイム 7:00駐車場~7:30入渓~8:35蛇谷出合~12:50脱渓~13:10竜ヶ岳~15:20駐車場
前夜
適地にて前夜泊。
今回は8人と大所帯の為、車2台に分かれ、出発時間も日中組、夜中組に分かれて出発。
日中出発組には、谷口リーダー、吉田さん、SMB、そして見学者の小林君も加わり、泊地にて、ささやかな宴会を行いました。
その際、小林君から神戸山岳会に入会するとの意思表明があり、仲間に加わる事に。
約2ヶ月間、見学者にもかかわらず、小林君の登攀力や登山経験、そしてその貫禄を買われ、入会前から実行委員長に据えようと暗躍する動きが(主に実行委員長から)あったものの、無事一般会員として入会が決定しました👏
その後、新旧トップガンの批評や、やたら俳優の名前を憶えている小林君の記憶力に驚きながら夜も更けた頃に就寝。
AM2時頃、夜中出発組のOKDさんグループも合流、朝を迎え朝食と準備を整え午前6:00泊地を出発。
入渓
宇賀渓キャンプ場の駐車場からスタート。
林道終点にある木で作られた橋を渡り入渓。
少し歩くと魚止めの滝、SMBがリード。
少し泳いでフィックスを張り、その後皆無事に通過。
昨日入会した小林君も安定した登り。
みんな水線をガシガシ登っていきます。
途中、登山道と合流、五階滝の開始。
登山者に見守られながら、滝身の右を登る…ピクトグラムみたい。
8m滝。SMBリード。
落ち口近くにハンガーボルトが打たれてあったのでヌンチャクかけて、撮影を意識した無駄にダイナミックなムーブで通過。
みんな思い思いのルート取りで
5mCS滝
流木を使って水線突破!
シャワーを浴びてみんな気持ち良さそう!
軽快なフットワーク
ちょっと小走り
みんな歩くのはやぁ
撮影が追いつきません
堰堤のような滝
水線の中にガバホールド有り!
登りながら水分補給!
暑くて喉が渇いていたので、登りながら流水をゴクゴク。ワイルドな渋みとクセがあり『前日の雨のせいかなー?んー、40点!!』なんて言いながら遡行を続けていると、半分白骨化した鹿の亡骸がいくつも落ちていました。沢の中に🤤
高度を上げ徐々に明るく
最後の詰めへ…
一気に明るく、開けた源頭部に出た。
向かいの山肌に違和感が…最初は茶色い草木かと思ったものの、凝視するとシロヤシオの木陰で寛ぐ、鹿鹿鹿鹿鹿🦌🦌…
まるでサバンナのよう、それを見て野間さんが発した『エグッ!!』が言い得て妙。
自分自身、竜ヶ岳に登ったのが今回初めてなので、こんなに鹿がいるとは知らず『そりゃあれだけいたら沢にも落ちるよな』と腑に落ちました。
竜ヶ岳に向けて、笹の草原を歩く。
開放感があり爽快。
頂上にて、登山者に撮ってもらった集合写真…皆バキバキやなぁ、強そう。
さっさか下山。
下山中は皆んな暇を持て余し、色々話題が飛び交う。
その際、自分が谷川君に懸垂何回できる?と聞いたところ、
谷川君『全然少ないですよ💦25回くらいです』
11回程度でマウント取ろうとした自分が恥ずかしいです。(25回って少ないんだ、がんばろ)
降りてきたところで火照った身体を沢で癒しました。
『脱渓』
その後、駐車場近くのお店でお茶と、ほうじ茶やかぶせ茶のパウダーがかかったソフトクリームを美味しくいただき、帰路につきました。
『まとめ』
薄暗い沢から明るく爽快な稜線への大転換は、蛇が竜になるような、まるで神話のようで感動的でした。
そして今回、懸垂25回の次に驚いたのは沢山の登山者に出会ったこと。
今まで沢登りをして、そもそも人に出会った事が無かったので、我々の水に濡れて汚れた格好を見て『何だこの連中は…』といった視線が妙に居心地悪かったです笑笑
しかしそれは、このメンバー全員が普段からトレーニングを重ね、ハードな沢を遡行し登頂したという証でもあり、それが誇らしくもありました。
何はともあれ大変有意義な一日になりました。