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2005年 3月号 |
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山行報告 ★2/27 千種山 吉田、岡島ファミリー、野上、迫田、幸内、内藤、神田、永田夫妻、岩瀬、池内 ・ ワカン隊と山スキー組に分かれて登る。前日が新雪であったため、雪崩の危険あり、 コマノオ山までは時間が足りず、途中で引き返した。その後、岩瀬、池内でゲレンデスキ− をした。 <前田/山スキ−> ★2/6 銀杏峯 前田単独 山スキ− ・ トレースは無く、脛−膝までのラッセル。 3H弱でJPまで行くがホワイトアウトとなる。 Pまで5h30. GPSを見ながら山頂まで行くもホワイトアウトの為、尾根沿いの木の間を滑る。 終始独りだった。 ★2/11-13 五竜方面 前田単独 山スキー ・2/11 ゲレンデ滑り ・ 2/12 遠見尾根−一之瀬髪北俣 (リフトから30分で行ける) 滑走距離1000mのコース。 次の日の為に体力を温存して1本しか滑らなかった。 ・ 2/13 不帰3峰Dルンゼを滑る予定だったが、天気はガスっていてよくなかったので、 無名沢を滑って林道沿いに帰る。 ★2/20 氷ノ山ワサビ谷 前田単独 山スキ− ・ 雪質は悪かった。 ★2/27 荒島岳 前田単独 山スキー ・ 仏御前−北尾根を登る。 1400mPから滑った。 ★3/2 五竜遠見尾根−一之瀬川背髪 前田 山スキ− ・ アルパインソサイエティーの一本松さんら5人で滑る。日帰りできつかった。 <青谷/アイス、山スキ−など> ★2/6 大普賢岳地獄谷左股 岡島、橘、青谷、岩瀬、滝口 アイスクライミング ・ 私自身久しぶりにアイスの例会に参加でき、仲間と一緒に楽しめた。五人様々にそれぞれ楽しむ。ロートル3人と若者2人であったが、特に若者はもっともっと貪欲に楽しんで欲しかった。氷ばっかりは自分の休みの日に凍るとは限らないし、せっかくのチャンスに恵まれた時こそは、1年の内のの本当に数限りない時なのだからこそ、積極的にしないともったいないと感じた。次回は右股上のシェイクスピアや御手洗渓谷のアイスゲレンデへ行ってみたい。 ★2/7 播但笠形山 扁妙の滝 青谷、舟橋ガイド アイスクライミング ・ 60%の凍り率だったが、2P楽しめた。1P目は舟橋リードで25m。氷は非常に薄く、アイスフックやスクリューのタイオフで滝の真ん中から途中のバンドの右側ハーケンを打って区切った。2P目は青谷リードで、バンドを左側の凍りめがけてトラバースするも途中の水流に打たれて全身ずぶぬれでもらい氷に取り付く。その前にハーケンを1本残置して支点を取る。スクリューを二本使って突破。その先は水流の左側のブッシュとのコンタクトラインを登って松ノ木で終了。あともう1P登れるが全く凍ってなく今日はここまでとする。舟橋さんの電動ドリルを借りてボルトを2本打ち懸垂する。無雪期の滝登りも楽しめそうだ。県内でアイスもハナから諦めてはいけないと思った。 ★2/11 播但笠形山 扁妙の滝 青谷x2、松本 ドライツーリング ・ また寒気がきたので前日ほぼ地元の松ちゃんを誘ってアタックしに行くも期待は外れて2%だ。でもここで引き下がっては超シンガリだ。早速ドライツーリングに切り替えて滝左側の凹角から登ってトップロープを張って、1Pバイルとアイゼンで凍っていない滝を登る。滝登りはさておき、この2人が久しぶりにザイルを組んだことでお互い何か熱いものを感じあっていた。そしてその二人の様子を始終カメラに収めていたカミサンの微笑が印象に残っている。 ★2/13 高取山―太平頭 青谷x2 山スキー ・ パウダースノーの快適な高丸山からの稜線歩きは非常に楽しくて太平頭の登りもシール登行では全く苦にならない。どころかとにかく楽しくてビンディングをハイポジションにして前進する。樹林帯に入ってからは風雪が激しくなり、赤旗を残置しながら赤倉山を目指すもガスも濃くなり、太平付近ではコンパスを見ながら進んでいると、前回見つけられなかった小屋が見つかった。ちょうど昼なので今日はここまでとする。でも小屋の扉は開かず、少し先のコル手前の尾根左側の斜面の風邪当たりのない所でツェルトをかぶって昼食を食べ後半は更に楽しい滑りを楽しむ。カミサンと何回転ぶか競争しながら行きまみれになりつつゲレンデに出た頃には太陽が西に傾いていた。 ★3/1 伊吹山 青谷x2 山スキー ・ 思った以上に下部は雪が無く、リフトも3合目から4合目しか動いてない。4合目から上は雪が何とかあるといった所でシールをつけて登る。カミサンは7合目で壷足に切り替えたが僕は意地でも登るがさすがに稜線直下の登りでスキーを脱いでしまった。夏は、花の数より人 といった感じだった稜線は白銀の世界で、人も4人ほどしかいなくえびの尻尾がとても美しい。伊吹に来て以来、初めての好天だ。避難小屋もできていたのには驚いた。定番のように餅ぜんざいを食べて降り口までの広い緩やかなスロープで唯一スキーを滑る。問題はそれからだ。死にたくないのでスキーをザックにくくりつけ7合目くらいまで壷足で下る。カミサンは固まった雪の斜面の下りで泣きが入っている。ピッケルとアイゼンで慎重に下る。6合目くらいからはスキーで大きく回りながらゲレンデへ滑り込む。残った時間スキーを楽しんだ。 ★3/2 御在所岳前壁 青谷、舟橋ガイド アイスクライミング ・ 前壁のアイスを登りにいくも私自身御在所のアイスは初めてで想像以上にあちこち凍っていたのは驚いた。また、前壁は前尾根を登って通称ヤグラのコルから裏登山道側へルンゼ(前壁ルンゼ)を下る途中におおきな一枚岩のことである。これが凍るとは…1本目は右側の氷に舟橋リードでアタックするが、非常に薄くスクリューもほとんど利かない。また残置ボルトもあるが皆腐っていて手で折れてしまい使えない。5mほどで上部が更に薄くなったのでボルトを打って断念する。自分もチャレンジするもやはりそれ以上は無理で舟橋さんの苦労して打ったボルトとハーケンで下降する。2本目は前壁の左側の氷にアタックする。10m程だが、前半はほぼ垂直、上半はかぶり気味。今度は自分がリードさしてもらう。二歩目のスクリューをセットするのに既にパンプ。バイルとスクリューでテンションとりながらも何とかかぶった核心を乗り越えた。本当に楽しい。バイルの持ち替えや左右の移動法など色んなテクを教わり、しかも初登ということでとても充実した一日であった。中俣よよく凍っているのが帰り道から見えた。雨の後の寒気でまた凍るらしい。遠い八ヶ岳へ行くか近場で初登を狙うか今後の課題ができて嬉しい! 山行予定 ★・3月 7‐8日 大山山スキー 青谷夫妻 ★・3月14-15日 八ヶ岳南沢大滝 アイスクライミング 青谷 ★・3月19日(土)〜21日(月) 大山 駒鳥小屋BC 当番:岡島 ★・3月21日(月)(前夜発)福井 八ヶ峰 山スキー(ワカン) 当番:橘 ★・3月27日 岳連レスキュー講習会に参加 ★・4月10日(日) 不動岩ITT 当番:橘 次回の集会 ・4月2日(土) 集会(18:00〜) ・4月3日(日) 雪彦ITT→[道場クリーン活動に変更] GWの計画 5/3〜5 五竜−鹿島槍縦走(岡島) 5/1〜3 前穂高北尾根(橘.日程は流動的) 集会出席者 古賀、岡島、橘、平木、三瓶、須川ユ、溝俣、堀田久、前田、池内、平松、滝口、宮間(見学) Home> Kacだより > 2005年3月号 |