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男体山(2484.4m)         金田 晏
          H9.4.27(日)

 5月の連休に山スキーに行くので、昨秋より転居準備等で歩いていないので、足馴らしの積もりで男体山に登ることにする。早朝家を出発。「いろは坂」を一気に駆け上り中禅寺湖畔の二荒山神社の駐車場に駐車する。ひんやり冷気の漂う社務所で奉賛料(登山料)500円を払い安全を祈願して山門の右側を廻って登山道に入る。(標高1300m)樹林帯の直登を暫く続けて林道に出る。野鳥の囀りと共に爽やかな風が心地よい。真新しい鳥居をくぐって再び樹林帯の登りだ。ミズナラやプナの新芽は高い梢の先で陽光をいっぱいに受けて薄赤くふくらんでいる。道は急登だがその分高度が上がり視界が開けてうれしい。やがて岩のゴロゴロしたナギの斜面を落石に注意しながら登る。ナギの崩落防止工事がすすめられていて、立ち入り禁止のテープが目につく。大きな岩の陰に避難小屋が在る八合目に着く(2300m)。

 今日も上天気だ。渇いた喉にワインがうまい。一息入れて出発する。少し登ると傾斜も緩くなり所々雪を踏むようになり、赤茶けた斜面を登りきると頂上だった。南北に長く三角点は北の端にあった。眺望は360度視界をさえぎるものがなく今日は霞んでいるので遠くの谷川岳、ひうちケ岳、会津駒ケ岳は輪郭はぼやけているがみえている。下りは男体山の北側へ下ることにする。大真名子山(2375.4m)との鞍部にある志津小屋迄多くなった雪の上を一気にかけくだる。あとは林道を歩きとヒッチハイクで戦場ケ原の三本松バスストップ迄でる。

タイム
自宅5:45〜二荒山神社6:55〜7:05−8合目9:50‐頂上10:50〜11:30‐志津小屋12:50〜13:20-三本松14:50