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北岳バットレス 1995.07.27〜07.29 堀田 久 (ピラミッドフェース→第4尾根→Dガリー奥壁) メンバー 堀田 久、三浦(友人) 7月27日、夜行で甲府に向かう。 7月28日、広河原から暑いなか大樺沢を登りピラミッドフェース近くの臣石にツエルトを張る。夜は、大嫌いな雷が鳴きまくる。 7月29日、好天となり、ピラミッドフェースをツルベで登攀、他にパーティはなく、練習は、十分だったので、荷は重いが、快適であった。傾斜は緩く、下部の1ピッチをのぞき、岩もしっかりしている。ピンも多く、きいている。岩質はチャート?の様で、ぬれると悪いかもしれない。いつの間にか第4尾根に出ていた。なお簡単なピッチを終え、マッチ箱から左のDガリーに向かい、2ピッチ懸垂下降する。ここまで来ると、Dガリー大滝などから来たパーティなどと合流する。この壁もオールフリーで、傾斜も緩く快適であったが、他のパーティの「そろそろ雷の時間では?」という会話が気にかかり、急ぐ。登攀を終え、高山植物を見ながら、登っていると、いつの間にか登山道、そして、登山者でにぎやかなピークであった。気持ちの良い幕切れである。そのまま農鳥まで行きたかったが、日が無いので、急いで下山。バスに乗り、甲府へ。なぜか、三浦さんが松本へ寄りたがるので、付き合い、風呂と夕食と酒を飲んで、ほろ酔い、涼む、楽しい山行でした。 Home > 山行報告 > 会報26号 > 北岳バットレス |