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大峰 上多古川 上谷 2002.05.19 橘(単独) 突然ではあるが渓流釣りを目的に大峰へ向かう。手頃な沢ということで上谷を登ることにする。前夜21:00家発。上多古川に23:00着。上谷出合着23:30。車で就寝0:00。 翌5/19。5:00起床。5:30出発。15分程歩くと林道終点につき、山道へと入る。沢沿いに立派なそま道が付いており、適当な所から沢に入る。 早速竿を出し、ミミズ君に頑張ってもらう事にする。なかなか当りが無い。松尾谷出合の辺まで来たが、次第に傾斜がきつくなってきた。竿片手では滑ると危ないので畳む事にする。つるつるのよく滑りそうな10m位の滝は全て巻く。 巻きにも飽きたころ、牛鳴滝と呼ばれる大きな滝に来た。両岸も立っていて巻きも分からないしそま道もどこかへ消えたのでガイドのコピーを取り出し、中庄谷先生の意見を聞くと、「右岸の斜面を斜上してそま道を拾う。但し滑りやすいので注意」と言われている。 早速右岸を検索するがなかなか道が拾えない。あれ?と思った頃、踏み後を発見。導かれて上へ上へと上がる。傾斜がきつい。初心者がノーザイルでは危険だなあと思っていると上からトラロープや下降用残置シュリンゲが出てきた。今回、25mのザイルを背中に積んでいるのでかなり安心だ。敗退も考えたが上にそま道が見えてきたので最後はお猿さんのように木登りをして踏み後に合流した。 そこから上は凡庸であるらしいのであっさりとそま道を降りる事にする。途中でまた沢に入りミミズ君を頑張らすが一瞬魚の口が見えた以外は音沙汰無しだ。魚影は薄い。(腕が悪いか、時合いが悪いか、入渓し易くて魚がスれているのか?) 天候はしとしと雨。沢の取付きのゲートまで戻り(13:00)、手ぶらでも帰れないので蕗(フキ)を少し採って帰り、晩飯の足しとする。 notes:上谷は初心者用とガイドにはあるが、滝を本気で登ると手強そうだ。沢はつるつるとよく滑るように感じた。(フエルト靴底かなりちびているが)概して狭く、暗い。滝が大きすぎて、単独ではチャレンジする気にもならない。ということで、次回はもう少し釣りやすい所を狙おう! Home > 山行報告 > 大峰上多古川 上谷 |