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大峰 上多古川
            2002年6月23日 岡島(記)

  岡島、迫田、橘、青谷、大西、森、樺山、青谷恭子、岩瀬裕紀、池内孝暢、
  滝沢みさ子、田中裕子
林道終点7:00  竹林院谷出合11:00〜12:00  阿古滝道14:00  林道16:00
 滝の高巻きのルートは目印が有り迷うことは無いが、煙突の滝、多治良渕の上流の斜瀑、大岩の登りなど、落ちたら危険なところでは初心者の為に数回ザイルを使用した。竹林院谷の出合にて、時間的に本流を稜線まで詰めるのは無理と判断し、阿古滝道へエスケープすることを決める。阿古滝谷出合手前のゴルジュの入り口から、食べ頃のタラノ木がたくさん生えたルンゼを使って右岸の樹林を登り(阿古滝の右岸尾根)、そのまま阿古滝道まで150Mの標高差をエスケープする。
 下山道は微かな踏み跡を外さないように目印のテープを拾いながら下る。以前よりも崩壊した部分が増えている様であった。
 今回は残念ながら半分しか遡行できなかったが、核心地帯はほぼ通過できた。初めての沢登りの人は大変であっただろうが、沢登りの面白さとリスクについて感じてもらえたと思う。

樺山(記)
 今日は12人(内4人は見学)で、沢登り。山行で女性と一緒というのは初めてなので、嬉しい。迫田さんや橘さん、青谷さんと一緒の山行なのも、初めてで余計に嬉しい。
 私は2回目の沢登りだったけど、何人かの見学の方や、恭子さんは初めて。私は今回は沢登りがどんな感じ少しはわかっているので、楽しく登ってゆけた。その点、初めての方は慣れていないというだけで余計に疲れてしまうので、大変だろうなぁ。    (でも、私も2回目)
 今回は巻くと疲れるし、全然楽しくないので、核心部も直登。もうチョット脚を伸ばせば簡単なのに、伸びないところが、まだまだ。次回はあれぐらい簡単にいきたい。天気はずっと薄曇りで微妙な感じだったけど、何とかもったし、前回の氷ノ山より沢は広く、洞門の滝も40メートル以上あって、良かった。(恐れていた蛭もいなくて、私はまだ一度も遭遇したことがない。)
 そう、課題としては、時間がないのを理由に地図を準備していかなかったけれど、今度はチャンと準備して、山の中で地図をみて、一人でも大丈夫なようにならないと。


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