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鬼怒沼から鬼怒沼山  2003年10月18日〜19日
  
L金田 晏、数野満義・吉子夫妻、乾 昌弘

 鬼怒沼は栃木県北部,群馬県境沿いに位置し栃木県の代表的な河川 鬼怒川の源流部にあり標高2000mを越える日本で最も標高の高い所にある高層湿原である。

10月18日(土) 晴
 天気の良い土曜日の午後 平家落人伝説のある山里の紅葉を楽しみながら川俣温泉の宿に投宿する。紅葉は今が最盛期のようだ。
 

瀬戸合峡         川俣温泉渓山荘の露天風呂      川俣温泉の朝

10月19日(日)
 晴
 宿の朝食が遅いのでゆっくり露天風呂を楽しむ。峡谷に朝日が射し込み紅葉が一段と映えて美しい。8時30分宿を出発,宿の主人の好意で「林道通行許可証」を借り受け「加仁湯」まで車を乗り入れ時間短縮になる。
 日光沢温泉を過ぎ鬼怒川の渓谷を離れ鬼怒沼への登路を辿る。樹林帯を抜けると突然鬼怒沼の南端に飛び出す。草紅葉は最早枯れ草と化した水草が一面に広がり初冬の湿原の趣である。鏡のような池塘に鬼怒沼山や日光白根山が映り美しい。

鬼怒沼と鬼怒沼山


 木道を伝って沼の北端に立つと尾瀬の盟主燧ヶ岳や平ケ岳,会津駒ヶ岳等が良く見えた。樹林帯に入り鬼怒沼山(2140.8m)へ向かう。2141m峰を巻いて鞍部に下り踏み後を辿って少し登ると樹林に囲まれた狭い山頂に着く。三等三角点があり南面が開けていて日光の山並みが眺望できた。記念写真を撮って下山は登路を下り川俣温泉で汗を流して帰路に着く。お天気に恵まれ素晴らしい紅葉と温泉に癒された2日間の山行だった。

鬼怒沼と日光白根山(右端ピーク)     鬼怒沼山山頂にて


タイム:
18日 宇都宮発12:50〜川俣温泉15:30着
     19日 川俣温泉発8:30〜加仁湯9:05〜20〜日光沢温泉9:28
          〜鬼怒沼着11:36 鬼怒沼山12:26〜13:15
          〜日光沢温泉15:50〜川俣温泉16:30下山 
                                      
                 記: 金田 晏


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