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台高 東の川 シオカラ谷 2004年7月11日 記録 須川 メンバー 岡島 内藤(保) 松本 橘 幸内 山田(隆) 池内 須川(雄) 大台ヶ原には、何度か行ったことがあるが、台高の沢には行ったことがなかった。最近は沢登りが一番おもしろい。岩や雪と違い生命が溢れかえっているし、緑の草木に様々な岩など、色彩も豊かだ。虫や動物や魚が動き回り、透き通った水が絶えず流れている。沢に行くと元気になる。 天気が悪く大雨で稲妻がピカピカ光っている中、JR六甲道で集合する。阪神高速の3号・神戸線の武庫川インターから高速に乗り〜1号・環状線〜14号・松原線と走り松原線最終の三宅インターで降りる。ここからは、309号線をひたすら南に進む。この行き方だと高速代700円で大峰や大台ヶ原に行ける。 309号線の途中で「オークワ大淀西店」をいう巨大スーパーがあり、夜11時まで営業しているので、宴会の買出しに重宝する。吉野川に突き当たる所で370号線を東に進み、169号線を南に走ると大台ヶ原ドライブウェイがある。ドライブウェイは綺麗に整備されているが、夜は鹿が出てくるので注意。 大台ケ原からシオカラ吊橋まで遊歩道を下り、吊橋を渡ってすぐの所に「通行止め」と書かれた看板があるので、それを乗り越えて左岸沿いの山道に入る。この道が滝見尾根で、地図には載っていないが、踏み跡はしっかりついている。前日の雨ででとても滑りやすい。 踏み跡を辿って進むと中の滝と西の滝が見えてくる。中の滝は245メートルもあり迫力満点だ。すぐ右手には昔、今井君と大塚君と登ったサマーコレクションが見える。いつかはトップで登ってみたいと思うがいつになることやら・・・ 尾根から沢に降りると、スケールの大きさに驚いた。一戸建て位の大きさの岩がゴロゴロしている。昨日の雨で水量も多く圧倒される。沢は難しい所は無いが、小滝や釜の連続で飽きささない。途中で泳げるところも数箇所でてきて楽しい。今回は登らなかったが東の滝(25メートル)以外は直登できそう。沢の幅が広いのでルートファインニングの練習にはもってこいなのだが、いたるところに赤ペンキの矢印が書いてありガッカリする。岩や沢にやたらマーキングするのは風情を壊すので止めて欲しい。 上部は緩やかなナメが100メートル以上続き本当にきれいだ。シオカラ吊橋につくとハイカーがいっぱいいてアルペンムードもなくなってしまう。吊橋から2時間ほど上流に詰めて、沢を横切る遊歩道で駐車場まで戻った。文献を読んでいると、台高の沢に面白そうなのがいっぱいあるのでドンドン行ってみたい。秋には堂倉谷を一泊二日で行こうとみんなで話しながら帰路についた。 コースタイム 7:00大台ヶ原発 ― 8:30中の滝 ― 11:30東の滝 ― 12:00シオカラ吊橋 ― 14:00大台ヶ原着 Home > 山行報告 > 台高 東の川 シオカラ谷 |