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大峰 滝川大谷    2000年09月17日

     須川×2、三瓶×2   三瓶礼子(記)

6:20(大谷出合)−6:30(入谷)−9:40(稜線)−12:15(滝川林道)
滝川本谷の赤井谷は6月に会から遡行したが、今度は日帰りと言う事で石佛山へ突き上がる大谷を上がり、それだけでは物足りないので東隣の中ノ又谷を下る計画を立てる。須川夫妻も参加してくれた。

2日前より大峰ではかなりの降水量を持ち、案の定、大谷も増水して水の流れも速く感じられた。初めは水の中を避けていくが、次第に流れも足でつかめる様になったので所々入るが滝は水の流れがきつ過ぎるので巻く。ここは手頃な滝とゴルジュが繰り返す沢だが、今回は残念ながら諦める。ゴルジュが終わってから、水の中にゆっくり浸かる。トコ状の滝はお手頃だった。笹の中の僅かな踏み跡を辿り稜線に着く。

 微かにピークの東に出たようだが、笹が鬱陶しいので下降に入る。まだ中の又谷の水も引いていないだろう、という事で間の尾根を下る事にする。半分位まで赤テープがあったが,木を伐採して展望の良い所から道が途絶える。尾根より左に振り、西の沢を堰堤で渡りそこより道があった。4人ともかなりの数のヒルに襲われていた。林道に出てからヒル取り大会が行われた。

 沢を下ることに躊躇しないくらい慣れたら、もっと沢登りのスケールが広がるだろう。一つの山域に入って遡行して隣の沢を下降してさらに隣を遡行する、を繰り返せば一つの山を一周できる。そうなれば面白いだろうなぁ、と思いながら技術も未熟なんだけど。どんな小さな山域でもいいからいつかやってみたい。




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