利尻岳 残雪期登山

2011年5月12日~15日     金田

利尻岳山行は、北海道の山岳登攀ツアーに参加し利尻岳の東側アフトロマナイ川から東稜を登り山頂から北稜を鴛泊(おしどまり)に下山するという計画でガイドと私の2名で利尻へ飛びました。

着いた日の翌日から2日間大雨と爆風で停滞、帰る日になってやっと晴天になったので利尻の西壁(高距1000m)を見たくて早朝宿を発って、大空沢(おおからさわ)から長浜尾根の600m付近まで登り西壁を偵察、バットレスは未だ未登ルートもあり登攀意欲をそそられました。

次いで東稜、東北稜を見ましたが細い雪稜と岩稜、急な雪壁で手強そうでした。トレーニングを積んで来春再挑戦したいと思います。


利尻空港到着 快晴の利尻山が迎えてくれる  5/12

正面の尾根が鴛泊(おしどまり)ルート(北稜) 翌日から2日間大荒れの天気になる 5/12

天候回復、予定を変更して利尻西壁偵察のため早朝宿を出発。仙法志から大空沢を溯ると西壁が見えてきた……5/15

西壁の全貌 5/15

今回断念した東稜(右の稜線) 5/15

東稜(左)と東北稜(中央右) 5/15