氷ノ山 布滝谷 遡行 沢登り
山行日 | 2013年8月31日 |
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山域、ルート | 氷ノ山 布滝谷 |
山行形態 | 沢登り |
メンバー | O島・A木x2・H野・Y山(記) |
氷ノ山 布滝谷 遡行 沢登り 山行記録
台風15号が迫る中、沢登り山行を決行するか否か迷った挙句、行き先を変更して決行。
今回は5人パーティで遡行。
氷ノ山は兵庫県の最高峰だが、兵庫県出身にも関わらず氷ノ山に登頂したのは積雪期のみ。
無積雪期に登るのは初めてとなる。
昨日の気象予報だと台風15号の影響で午後から雨天となる見込みだったが、登山口に到着してみると思ったよりも天候は悪くなく、曇りで晴れ間も若干除いているほどだった。
布滝を右手に見つつ、樹林帯の尾根を登攀。
久々にリード登攀を試みる。落ちたらタダでは済まない斜面の為、ランニングビレイを取りながらの登攀だったが、木々が豊富な尾根上地形でリード登攀の緊張感は皆無だった。
布滝を越すと、ナメ滝を交えつつ、いくつかの小滝を攀じ登っていく。
今週の始めは秋を感じる湿度・気温の低い日が続いていたが、本日は台風15号の影響か南の湿った暖かい空気が流入して湿度が高くて蒸し暑く、シャワークライムが気持ちいい。
ナメ滝を歩行し、途中の滝で頭から滝を受けて煩悩を振り払う。
10mほどの滝をトップロープ状態でシャワークライミングを楽しみつつ遡行を続ける。
登攀不可の滝を高巻いて懸垂下降で沢に下降。
沢の水量が減り始め、稜線に近づいてきた為、沢が尽きる前にランチ。
沢の水を煮沸してカップラーメンでカロリー補充。
5年ほどの登山経験の中で、こんな激藪ラッセルは初めての経験だった。
先頭での激藪ラッセルは体力の消耗が激しい・・・
稜線からは鉢伏山や氷ノ山山頂が望め、このまま天候が持ちそうな雰囲気だった。
10月には氷ノ山トレイル71㎞レースでここを走るはずなので、チョットした下見。積雪期しか登ったことがない上に、このルートは初。
小休止後、山頂目指して出発するも、天候が悪化。
山頂まであと1㎞まで迫るも辺りはガスに包まれて風も強まった為、限界と判断して下山開始。
氷ノ山越避難小屋で小休止したのち、登山口へ向けて下山。
結局天気予報通り、午後から天候が崩れて無積雪期初の氷ノ山登頂ならず。