OSJ氷ノ山 山系 トレイルレース
山行日 | 2013年10月20日 |
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山域、ルート | 氷ノ山 |
山行形態 | トレイルレース |
メンバー | Y山 |
OSJ氷ノ山 山系 トレイルレース 山行記録
自身初の山岳耐久レースに出場してきた。
トレイルレースではダイヤモンドトレイル36㎞が最長だったが、今回のレースは約倍の公証71㎞。
前日受付後、プロトレイルランナーの石川弘樹選手のトークセッションがあった。
先月100㎞ウルトラマラソンを2回完走し、2週間前には槍ヶ岳→西穂縦走して調整もバッチリだったが、天候は生憎の雨・・・
前日の天候は曇り。車中泊しているとレース当日未明から予報通り雨が降り始める。
雨でのトレイルレースは嫌やなぁと出場を辞退しようかとも思いつつ、だらだら準備を始める。
周りのランナーは雨天にも拘らず準備万端。皆さん物好きですね・・・
やる気がイマイチ起きないが、参加料払ってるし、とりあえず出場するかと、半分仕方なしに出場を決意(笑)
久々にゴアテックスのレインウェアを着込み、薄っすら辺りが明るくなる中スタート。
先月の村岡100㎞ウルトラマラソンのコース上にもなったハチ北温泉街をいきなりの登り。
しばらくすると雨が上がり、レインウェアを脱ぐランナー続出。スマホで雨雲レーダーをチェックしてみると、西の方にまだ雨雲があった為レインウェアは脱がずにレース続行。
久々にゴアのレインウェアを着たが、結構快適。流石ゴアやねと再認識。
鉢伏山への登りは晴れていれば眺望が開けて絶景を拝めそうな草原だが、雨天の為ガスがかかり視界は数十メートルしかない・・・
てっきり氷ノ山頂上を経由するものと思っていたが、頂上は踏まずに氷ノ山越から鳥取県側へ下る。
無積雪期初の氷ノ山登頂になるかと思っていたのに・・・結局兵庫県最高峰には雪山でしか未だ登頂せず。
事前のコース説明だと、地図が大まか過ぎて山中のどのトレイルを通るかがはっきりしなかった。
わかさキャンプ場から扇ノ山へ向かう。
ここも中々快適なトレイルだ。
扇ノ山から青下までの下りはトレイルランニングの持ち味であるトレイルの滑降を存分に楽しめた♪
雨天でトレイルがドロドロでメチャ滑り易く、かなり気を使ったが・・・
今回のレース、全体を通してこの下りが一番楽しかった。
あとはロード、ダート林道、無理やり切り開いた悪場の続く登りのトレイルと見どころは無かった。
扇ノ山→青下以降、感覚的にはトレイルレースというより、一部トレイルのウルトラマラソンみたいな感覚だ。
コースの距離もおかしく、誤差の範囲を大幅に超えて約81㎞もあった。
71㎞のつもりで出場しているものだから、実際の距離との差が大き過ぎて精神的にかなりツラかった。
最終関門の前のエイドステーションと最終関門でのスタッフの案内の残り距離の案内もむちゃくちゃで、距離が全然違った。
一体どういう計測をしてるんや?丹後ウルトラでは誤差が2㎞ほどあったが、2㎞程度なら誤差の範囲で済ませられるが、10㎞はヒド過ぎる。
体力的には100㎞ウルトラマラソンの方がキツいが、最初から81㎞のつもりで出場するのと71㎞のつもりで出場するのとでは全然違う。
71㎞であれば日没前にゴールできたが、距離計測が嘘っぱちだったお蔭でヘッデンを使う羽目になってしまった。
予備関門通過時はライトチェックよりも大分余裕のある時間だった為、ライトチェックも無かったのに・・・
それでも100㎞ウルトラマラソンで鍛えられて超サイヤ人状態の体力の現状で何とか乗り切り、制限時間にかなり余裕を残して12時間30分で完走。
ゴール後、暖かいキムチ汁を2杯いただき身体を内部から温められたのでありがたかった。
その後、ランナー割引で500円の湯治の湯で汗を流して帰神した。
大会主催者は来年から距離表示を改めるべきだと思う。
100kmウルトラマラソンより山岳耐久レースの方が厳しいかと思っていたが、実際に完走してみると標高差の激しい100㎞ウルトラマラソンの方が体力的にキツかった。
累計標高差も距離と同じく氷ノ山山系トレイルレースの公証は嘘っぱちだった。
GPS計測で、高度上昇値: 3,653 m/高度下降値: 3,556 mだった。
これでUTMF出場資格のポイントゲットしたが、UTMFを完走する為には超サイヤ人"2"くらいの体力が必要やね。日本海→北アルプス→中央アルプス→南アルプス→太平洋を踏破するトランスジャパンアルプスレースは超サイヤ人"3"くらいに覚醒しないと無理・・・