大山 振子沢 山スキー 山スキー
山行日 | 2014年3月23日 |
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山域、ルート | 大山 振子沢 山スキー |
山行形態 | 山スキー |
メンバー | Y山 |
大山 振子沢 山スキー 山スキー 山行記録
3/11に引き続き、約2週間ぶりに大山振子沢で山スキー。
前回、楽しみにしていたツリーランが猛烈なストップスノーで堪能できず、今回リベンジ。
移動性高気圧に覆われ、天候は良好。
前回埋もれてたゲートが剥き出しになっており、積雪は大分減ったようだ。
快適にシール登高で鳥越峠へ向かう。今回は前回の平日と違い、日曜日の為他にも入山者が見られる。
鳥越峠の急斜面をハイクアップ。
日が昇って気温が上がり始め、積雪は程よいザラメで快適に滑降できた。
一本目の滑降を終え、振子沢へ向けてシール登高開始。
前回の本谷の大規模なデブリはすっかり消えて、綺麗な雪渓になっていた。
稜線のガスが晴れ始め、青空が広がっていく。
前回は山行前日の積雪もあって、スキーラッセルで時間がかかったが、今回は雪が適度に締まっており天狗ヶ峰のコルまでの所要時間が大幅に短縮された。
稜線に出ると若干風が出ていたが、およそ1~3m/sの微風。気温は約2度。
剣ヶ峰と大山北壁の絶景を望む。
ユートピア避難小屋方面から4人パーティの登山者が稜線に現れたのを見送り、振子沢へドロップ。
気温が上がり、春山らしいザラメ雪で快適な滑降♪春山スキーらしい積雪状態で存分に滑走を楽しむ。
途中で2パーティのスキーヤー、単独のスキーヤーとボーダーとすれ違う。今日は日曜の上に絶好の天候で入山者が多い。
鳥越峠直前、スキー板から異音がするなぁと思っていたら、片足だけビンディングごと外れる!
確認すると、ビンディングを板に固定しているビスごと剥離しており、結束バンドで応急処置を試みるも修復不能。
仕方なく、ツボ足で下山することに。
不幸中の幸いなのは、滑降中でなかったこと、積雪がアイスバーンでなかったこと、ハイクアップ終了間近であったこと、と幸いなことが重なって怪我をせずに済んだ。
これがアイスバーンの富士山からの滑降中だったらと思うとゾッとする・・・
ビンディングの壊れた個所を見ると、ビスが緩むとかの問題ではなく、根元から剥離しているので、日頃のメンテナンスの問題とかではない。
原因追及は後回しにして、とりあえず下山へ向けてツボ足で下山していく。
トレースの無いところでは膝まで潜るが、これまた幸いにもスノーシューのトレースがあったので、有難くラッセル泥棒させていただく。
それでもワカンも装着していないツボ足の為、足を取られて体力を消耗しながら忍耐の下山となった。
帰神後、スキーを購入したICI石井スポーツへ直行。事情を説明し、板とビンディングを預ける。
メーカーにクレーム処理をしてくれることとなった。
それにしても怪我をせずに済んだのは本当に良かった。今回のようなビンディングの突然の破壊は対処の仕様が無い。