大峰 不動木屋谷 沢登り
山行日 | 2014年7月13日 |
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山域、ルート | 大峰 不動木屋谷 |
山行形態 | 沢登り |
メンバー | I、Y、U、H、T(記) |
大峰 不動木屋谷 沢登り 山行記録
数十年に一度という大型台風も過ぎ去ったので、台風一過、ド晴天を期待して山行計画したが、あにはからんや、小雨のしと降る寒い山行となった。
数日前から胃が痛い。暴飲暴食のつけか。ストレスから来ているのか。まともに飯が食えず体調もすこぶる悪い。ドタキャンも考えながら集合場所へと車を走らせる。
メンバーの顔を見ると何故かやる気が沸いてきた。しかし運転がしんどいのでY君に替わってもらう。途中買い物に3度立ち寄って、国道168号線の旭口出合に午後23時半到着。I君と合流する。車2台でひたすら奥地へと入り、林道行き止まりあたりで車を停めて幕営する。しんどいのですぐに寝ようかとも思ったが酔ううちに気が付けば午前2時をまわっていた。
翌朝6時起床、7時発。このあたりは3回目なのでなんとなく見覚えがある。旭の川源流脇の林道を下りること小一時間、行き過ぎてバックしたりしてようやく入渓。水垢離一名
天気は曇り、川は増水していてる。天気が良ければ快適に泳いで下りれる楽しい沢だがとにかく寒くて震えが来る。おかげで虫はいなくてよいが。11時過ぎ、昼飯とする。
焚き火を点けようと頑張るも、どうしても起こらない。諦めて、歩を進める。後ろから後続6人パーティが追い抜かしていった。しばらく行くと不動木屋谷への分岐が左側に現れる。ここから沢登りとなる。出てくる滝はだいたい登れるが何せ水量が多いので川を横切るにもロープを出したりする必要がある。途中、Hさんをロングシュリンゲで確保していたY君が誤って自身が滝下へ落ちてしまう。まあ、緩い小滝なのでよかった。
そうこうするうち3段ほど連なる滝群に到着。前回はどうしたか忘れたが今回は流れもきつくて登れそうにもないので右より高巻く。この巻きは結構いやらしかった。
部分的に悪かったのでロープを出した方が良かったかもしれない。自分も足元の草つきが崩れ一瞬バランスを崩しかけた。後続のパーティは左側(右岸)をトラバースしてきた。どちらでもいけるようだ。最後の沢身へ降り立つ所で安全を期してロープを出す。そこからしばらくで池小屋滝に到着。ここも水量が半端なく、直登の可能性はない。沢の気配は水量と天気によって色々な顔を見せてくる。今回は登らせてくれないような顔だ。右側より巻き上がり、林道上の適当なところでざる蕎麦休憩とする。
これが今回のメインだ。胃痛の私もざる蕎麦は口に入った。旨い旨い。
そこから少し歩いて車に戻る。釣り師?の車が結構停まっていた。最後にまたあの愉快な人懐こい友達がズボンのすそに張り付いていた。指で飛ばして谷へと帰ってもらう。
最後の締め
NOTES:
- 私以外、皆ファイントラック。資金力の差か。
- I君の装備するフローティングロープの使い勝手が気になった。
- 梅雨時の天気予報は全く当たりませんね!!
- ライフジャケット1名。やはり泳ぎで有利。
- 初体験のHさん、全身沢フル装備、今年あと5回行って元を取らねば!
- Y君、ミイラ取りがミイラにならないように。セルフが出来てチームも出来る。
- このしんどさで山に登るとは我ながら呆れた!!