槍ヶ岳~穂高岳 バックカントリー 山スキー 滑降
- 山行日
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- 山域、ルート
- 穂高岳 槍ヶ岳~穂高岳
- 活動内容
- バックカントリー 山スキー
- メンバー
- 三浦、友人
槍ヶ岳~穂高岳へ山スキーに行った。飛騨沢から入山し、槍沢と横尾本谷右俣を経由し涸沢へ移動、白出沢から新穂高に下山する3泊4日のルートである。
槍沢と横尾本谷右俣をつないで槍ヶ岳から涸沢へ移動するダイナミックなルート1である。主稜線から外れて行動するため、槍ヶ岳~穂高岳の素晴らしい主稜線の景観も楽しめる。
槍ヶ岳~穂高岳 バックカントリー 山スキー 滑降の山行記録
Day 1 飛騨沢から槍ヶ岳山荘
朝5時、スキーとスキーブーツをザックに固定し新穂高温泉から歩き始めた。林道が雪道になったのは柳谷付近から。アプローチシューズが濡れそうなのでスキーブーツに履き替えてアプローチシューズはデポした。白出沢出会いからは林道がすっかり雪に覆われていたので、シール登行に切り替えたが、滝谷までは何度かスキーを脱ぐ箇所があった。
槍平を経由しひたすら登り、槍ヶ岳山荘に到着してこの日の行動終了。
Day 2 槍沢から横尾本谷右俣経由の涸沢ヒュッテ
槍沢を滑降の後、横尾尾根を登り返し、横尾尾根のコルから横尾本谷右俣を滑降し、涸沢を登り返して涸沢ヒュッテまでの行程。時間に余裕があるため槍ヶ岳山頂まで空身でピストンしてから槍沢を滑降した。しかし、気温は低く槍沢も横尾本谷右俣もカリカリで緊張を強いられた。
Day 3 横尾本谷左俣スキー滑降
気温が低めのため、一旦涸沢を下り横尾本谷左俣を行けるところまで登り滑降することにした。あわよくば大キレットまで登り、いつか滑降したいと思っている滝谷を見ておきたかった。しかし、やはり雪は緩まなかったため稜線は断念し2600m付近から横尾本谷左俣を滑降し涸沢に戻った。
Day 4 涸沢岳と白出沢スキー滑降
最終日は、涸沢ヒュッテを出発し、涸沢槍のコル (滝谷D沢のコル) へ登行、涸沢方面へ滑降した後、穂高岳山荘へ登り返し白出沢を滑降し新穂高に下山した。
昨年涸沢槍のコルからの滑降を目指したが時間がなく途中からドロップしている2。稜線まで登り切りたいという思いもあったし、ここでもいつか滑降したいと考えている滝谷を見ておきたいという思いもあった。
白出沢は涸沢から新穂高へスキーで下山するルートとして有用3, 4である。